前から問題になっていた保育士の賃金が引き上げに!
前から問題になっていた保育士の賃金が引き上げに!
先日の報道で、2019年10月予定の消費増税で税収の一部を使って、保育士の賃金を引き上げるようだ。
先の衆議院選挙において、自民党安倍総裁が公約した幼児教育・保育の無償化よりも、待機児童対策を優先すべきだとの声を受け、保育士の賃金を引き上げるとのこと。
政府が、来月まとめる教育無償化などに盛り込み、2019年度以降の実施をめざす。
約300〜400億円規模を保育士の賃上げに充てる方向で調整しており詳細は今後詰めるそうだ。
実際に保育の現場を見てきて
以前から、保育士の現場が過酷な割に賃金が安いとの声は多かった。私も、ある保育現場に通う機会に恵まれ、保育士さんとふれあい、 業務を見させてもらった。
子ども達と遊ぶだけでなく、各行事の段取りから準備など本当に大変な仕事であると実感した。
現場では、保育士不足が深刻で、今年度予算でも492億円を計上していた。
ただ、保育士の賃金水準は2016年時点で全産業の平均よりも月10万円超も低く、 一層の賃上げを求める声が出ていたのが現実だ。
まとめ
安倍首相が衆院選で公約した政策には、このようなことは具体的に示されてはおらず、与党内からも「保育園で働く人がいない」 「待機児童の解消が先だ」などの意見が続出し、教育の無償化より先に追加策を迫られていた。
これを機に、保育現場で働きたいという人材が増え、活性化することが、子どもの将来のためには必要なことだと考える。